NHK大河ドラマ『どうする家康』で井伊虎松(直政)役を演じている板垣李光人。京風な美少女に扮して徳川家康(松本潤)の命を狙うというショッキングな登場シーンからして只ならぬ才覚を感じさせましたが、そのポテンシャルはまだそんなものではなさそう。
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浜松まつりの「家康公騎馬武者行列」では徳川家康役・松本潤に従う井伊直政役で乗馬姿を披露。これがまた似合ってた。
かと思えばTikTokで「板垣、踊ってみたシリーズ」を公開して、 K-POPの男性アイドルグループ・TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)の『Happy Fools』に合わせて軽やかな振り付けを見せてくれたのです。
https://www.tiktok.com/@itagaki_rihito128/video/7238228692919389448
これには「MOA」(TXTのファンクラブ名:ファンの総称)たちが大喜び。またまた板垣李光人のファンが増えそうですね。
どうなる「虎松」
ところで『どうする家康』の井伊虎松は、家康から見込まれて刀を拝領されて、いよいよ徳川四天王の一人としての活躍がはじまりそうな予感です。
『どうする家康』の脚本を手がける古沢良太氏といえば、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『探偵はBARにいる』シリーズから『コンフィデンスマンJP』シリーズさらに、木村拓哉が織田信長役で主演した『THE LEGEND & BUTTERFLY』などに関わった名脚本家です。
徳川家康はこれまでさまざまな歴史小説や映画、ドラマなどに描かれてきましたが、小説家・小前亮氏による『服部半蔵 家康を天下人にした男』(2023年3月)は古沢良太氏の『どうする家康』に並ぶ傑作ではないでしょうか。そこには服部半蔵の意外な一面(小説ですが)とともに井伊直政についても魅力的に描かれています。それだけに『どうする家康』では直政がどうなるのか気になるところです。
『約ネバ』からの変貌がすごい板垣李光人
またしても私ごとで恐縮ですが、板垣李光人を知ったのはアニメを実写化した映画『約束のネバーランド』(2020年)からでした。ドラマ『崖っぷちホテル!』(2018年4月期)で中村倫也とのコンビが面白かった浜辺美波に注目していたところ、『約ネバ』で浜辺がエマ役、ノーマン役を板垣李光人が務めることが分かったのです。『約ネバ』のおどろおどろしい世界観を見事に演じた板垣李光人のイメージが脳裏に残っていたところに『どうする家康』ではまさかの美少女に扮して登場。思えば大河『青天を衝け』(2021年)ではパリに留学するすごい真面目な性格の「プリンス・トクガワ」こと徳川昭武役を熱演していただけに、役柄に成り切る変貌振りはあっぱれとしか云いようがありません。
※ちょっとでも怖いのが苦手な人は見ない方がよいかも↓