政治とお金 PR

政治家女子48党・おおつあやか、会見での「スルーさせてください」は戦略?テレビとユーチューブでギャップ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

NHK党の立花孝志党首が3月8日に辞任して党名を政治家女子48党に変更。48党メンバーの大津綾香さん(30)が新党首に就任したわけですが、会見での発言がネット上で物議を醸しました。

目黒区議立候補者として23区で一番税金が高い目黒区の税金をさげたいとの政策について「減税に対する考えを聞かせてください」と質問されたところ「質問が難しいので、それはスルーしていいですか」と答えて失笑を買ったのです。

おおつあやかってどんな人?

まずは弥栄いやさか3が作成した政治家女子48党チアソング「大津綾香(おおつあやか)編」をご覧下さい。

ネット投票できるようにしたいという思いが印象的

さらに大津さん自身のYouTubeチャンネル「おおつあやか」では子役時代に虐待された経験や、やがて母親と絶縁したことなどを告白。

目黒区で虐待によって起きた事件がきっかけとなり「目黒区子ども条例」が作られたものの、それが認知されていない事実を訴えて「養育費の制度改善」にも言及しています。

目黒区の件は8:30より

立花孝志氏も彼女について「考え方がしっかりしている」と話していましたが、YouTube映像での語り方と会見での「質問が難しいので、それはスルーしていいですか」はギャップがすごい。会見は時間がないこともあって真意が伝わらないと考えて咄嗟に「スルーで」と出たのではないでしょうか。

13日にはTwitterで「目黒区の幽霊債権放置問題や領収書が要らず経費として使えるものが多いこと」を指摘。「支出を減らさないと減税って出来ないのでは?政府支出はどう減らすのか?」と問い返していました。

会見とは打って変わってシビアでキレキレなツイート

政治なんて関心がないと思わされてるのかも?

大津さんがテレビで話す機会はこれから増えるのかもしれませんが、立花氏がそうであるようにユーチューブで本音をぶつける形をとるような気がします。

こちらの動画では子役時代に感じた虚しさから、若者は政治なんて関心がないと思っているけれど、もしかしたらそう思わされてるだけかもしれない。と問題提起してます。

4分30秒程度なのでぜひ全編ごらんになってみてください。

さらにこちらの動画では公約を掲げても実現できない現状について説明したうえで、自分の活動についての葛藤を吐露しています。

これが「政治家女子48党・おおつあやか」なのです。会見の発言だけで「やっぱりタレント議員だな」と失望しているとしたらとんだ勘違いです。彼女が「バカですから」と先手を打つのはギャップを狙って意見に耳を傾けてもらうための戦略なのかも知れないのですから。

※トップ画像は『おおつあやか(大津綾香)』Instagramより