池江璃花子選手が屋外のおしゃれなプールサイドで撮った、セパレート水着のバックショットをインスタグラムに公開しました。白血病で入院生活を送ったことが信じられないような眩しい背中が注目を集めています。
思えば2016年にリオデジャネイロ五輪・競泳女子100メートルバタフライで6位に入ったのをはじめ7種目に出場すると、羽田に帰国したその足で広島に向かい全国高校総体（インターハイ）に出場する「スーパー女子高生」ぶりが話題になりました。その頃が16歳で現在は21歳。水着姿の見せ方も大人の女性を感じさせます。
「センターレーンが好きです」池江璃花子が闘病から復帰後に動画で心境
2021年3月に公開された『SK-II STUDIO：センターレーン 池江璃花子』でプールのスタート台から飛び込んだ池江選手。自らナレーションで「センターレーンが好きです」「試合でも一番速いとセンターレーンに入るので…自分のコース。自分のためのコース」と心境を語っていました。
SNSでは入院中の姿や退院してリハビリしながらなんとかプールに入れるようになったところを公開していましたが、動画を撮った頃は東京五輪への出場を見据えるまでになっていたのではないでしょうか。
「今はどうしても勝てないので…どんなに頑張って泳いでも勝てないという虚しさ。自分の中にいるネガティブな気持ちが、自分の中の敵かと思います」と明かす一方、病気を患ったことで「たくさんの人の気持ちが分かった『生きている』ことがひとつの大きな経験になっている」といいます。
そのなかで到達したのが「周りのために泳いでいるわけでなく、自分が水泳が楽しいから泳いでいるわけで、人に左右される話ではないかなって思います」という覚悟でした。
池江璃花子、水着姿の変遷 もしかして“超サイヤ人（スーパーサイヤじん）”的な成長を遂げるかも
池江璃花子選手は2019年2月、18歳の時に白血病と診断されたことを公表。過酷な闘病生活を乗り越えて同年12月に退院しました。
写真は池江選手が白血病を患う前の2018年5月19日に投稿した「NEW水着」姿のバックショット。「今まで着た事ない背中のデザインと、大好きな水色ででとっても可愛くて気に入りました」とコメントしています。
画像は『Rikako Ikee インスタグラム2018年5月19日「NEW水着」』より
次の写真は退院後にリハビリと練習を重ねて泳げるようになった池江選手が2020年8月22日に投稿。「Riコレクションで初めてスイムタオルが数量限定で発売されました！6月に発売されたRiコレクションの水着の模様がモチーフになっています」と紹介していました。
画像は『Rikako Ikee インスタグラム2020年8月22日「Riコレクションで初めてスイムタオル」』より
そして2022年5月19日に公開したバックショット。「休暇っぽいけど、合宿です」と池江選手。確かに何も言われなければホテルでバカンス中かと思われそうな景色ですね^^
画像は『Rikako Ikee インスタグラム2022年5月19日「休暇っぽいけど、合宿です」』より
池江選手が「頑張り続けるって難しい。自分の決めた道は、辛くても楽しんで行きたいよね」、「＃練習の合間にもプール」と投稿したら、元水泳選手でシドニー五輪400mメドレーリレー銅メダリストの田中雅美さんが「セパレート水着、可愛い!! 頑張り続けるって本当に難しいよね。。肉体より心が。。どうか楽しく向き合って進んでいけますように。。」とコメントを寄せています。
2018年5月の水着姿と比べたら、闘病から復帰した後にも関わらず2022年5月のバックショットは遜色ないというか筋肉の付き方が変わってきたような。この調子で進化したらまるで『ドラゴンボール』の孫悟空が強敵と闘う度にレベルアップする超サイヤ人（スーパーサイヤじん）みたいに成長するかも。
先日は横浜国際プールで行われた日本選手権兼アジア大会代表選考会にて4日間で4種目目を泳ぎ3種目で優勝。50メートル自由形では帰後の自己ベストを記録しており、マジで「スーパー女子高生」ならぬ「スーパーサイヤじん」並の活躍を見せてくれそうな予感。2024年パリ五輪が楽しみでしょうがないです。
※トップ画像は『Rikako Ikee インスタグラム2022年1月5日「練習後の雪アイシング」』より
※文中の挿入画像は『Rikako Ikee インスタグラム2018年5月19日「NEW水着」』、『Rikako Ikee インスタグラム2020年8月22日「Riコレクションで初めてスイムタオル」』、『Rikako Ikee インスタグラム2022年5月19日「休暇っぽいけど、合宿です」』より
